9日から開催の日米野球 MLB選抜の野手は豪華布陣、その全貌とは?
外野陣では今季ナ・リーグ新人王最有力候補の2人に注目
◯外野手
ロナルド・アクーニャJr.(20)
所属球団:アトランタ・ブレーブス
昨季成績:111試合 .293 26本 64打点 OPS.917
開幕前のプロスペクト(有望株)ランキングでは、大谷を凌ぐ1位にも据えられた有望株。ルーキーイヤーに26本の本塁打を放つなど期待通りの活躍を見せた。球団記録に並ぶ7本の先頭打者ホームランや、3試合連続の先頭打者ホームランなどが話題となった。ソトと並び今年のナ・リーグ新人王候補筆頭。
ミッチ・ハニガー(27)
所属球団:シアトル・マリナーズ
昨季成績:157試合 .285 26本 93打点 OPS.859
昨季の16本から倍近い26本の本塁打を放ち、自身初のオールスターにも選出されたマリナーズの新星。OPSでア・リーグ全体8位を記録するなど、数々の項目でキャリアハイを更新した。2001年以来となるプレーオフ進出に迫ったマリナーズの原動力となった。
エンリケ・ヘルナンデス(27)
所属球団:ロサンゼルス・ドジャース
昨季成績:145試合 .256 21本 52打点 OPS.806
今シーズンキャッチャー以外の全ポジション(投手としても1試合に登板)をこなしたスーパーユーティリティ。華麗な守備が持ち味だが、打撃でも21本のホームランを記録するなど急成長を見せた。愛称はキケ。
リース・ホスキンス(25)
所属球団:フィラデルフィア・フィリーズ
昨季成績:153試合 .246 34本 96打点 OPS.850
ルーキーイヤーの昨季に僅か50試合で18本塁打、今季もナ・リーグ7位の34本のホームランを打った若き大砲。オールスターのホームラン競争にも参戦し、準決勝に進出した。好不調の波が大きい選手なので、改善したい。
ケビン・ピラー(29)
所属球団:トロント・ブルージェイズ
昨季成績:142試合 .252 15本 59打点 OPS.708
ダイビングキャッチが代名詞の、MLB屈指の守備力を持つ外野手。意外にもゴールドグラフ受賞歴はない。2桁本塁打を打てるだけのパンチ力も兼備する一方、早打ちで選球眼に欠ける。再建に向かうブルージェイズからの放出も噂される。
ファン・ソト(20)
所属球団:ワシントン・ナショナルズ
昨季成績:116試合 .292 22本 70打点 OPS.923
ナショナルズに彗星の如く現れた超新星。116試合の出場ながらナ・リーグ10位となる79個の四球を選び、出塁率は.406を記録した。主砲ハーパーがFAとなり、移籍する可能性が高まっているナショナルズにおいて、彼の後継者と目される。アクーニャJr.と並び今年のナ・リーグ新人王候補筆頭。
MLBでもかなりの強打者が多く来日する日米野球。彼らは日本でも変わらずMLB仕込みの華麗なプレーを見せてくれることだろう。日本代表投手陣がどのように抑えるのか必見だ。
(Full-Count編集部)