大谷翔平の新人王、辛辣NY紙は“恨み節”→“白旗”「彼はベースボールの鬼才」
「イチローはオオタニのヒーローだったが、イチローですら二刀流はできなかった」
同紙はこの結果を受けて、「まず初めに、ショウヘイ・オオタニは昨年のオフにヤンキースをスルーしてエンゼルスに加わった。今度は彼らの新人王を妨げた。二刀流のスターは新人王争いでヤンキースのミゲル・アンドゥハーとグレイバー・トーレスを破った」と“恨み節”で速報していたが、その後、ケビン・カーナン記者がコラムで大谷を絶賛した。
アンドゥハーとトーレスを「強力な2候補」としながらも、大谷については「彼はベースボールの鬼才。魅惑のダイヤモンドなのだ」と、もはや別格の評価。そして、「オオタニはいかにスペシャルだったのか?」と1919年シーズンにレッドソックス時代のベーブ・ルースが成し遂げた二刀流記録と並べて紹介。「ルースが二刀流で成功を成し遂げたのは24歳だった。オオタニは昨シーズン24歳になった」と、野球の神様と同じ年齢で実現した二刀流の大ブレークにも注目している。
日本人メジャーリーガーとしては、2001年のマリナーズのイチロー外野手以来となる4人目の栄誉となったが、同記者は「イチローはオオタニのヒーローだったが、イチローですら二刀流はできなかった」と指摘。もはや認めざるを得ない「Shohei Ohtani」の輝ける才能――。アンドゥハーとの48票差という現実を突きつけられたニューヨークの地元紙も“観念モード”で、手放しで絶賛している。
(Full-Count編集部)