まず覚えた日本の「挨拶」 オリ助っ人はいかに環境の変化に適応したのか
寿司は苦手だが食事にも困らず、公共交通機関の発達にも感動
オリックスでの1シーズン目を終え、帰国中のカナダ出身左腕、アンドリュー・アルバース投手が、地元ラジオ局「スポーツネット」の番組に出演。日本、そして大阪での生活について語っている。
オリックスの本拠地である大阪で生活しているアルバースだが、大阪の街は、自然に恵まれた故郷のカナダ・サスカチュワン州とはずいぶん違うという。
「大阪よりもノース・バトルフォード(アルバースの出身地)にはスペースがあります。公園はあまり見かけません。高層ビルが多いです。どこでも人で溢れています。人が多すぎると思う時もありますが、それも慣れます。サスカチュワン州で自然に囲まれて育ちましたが、都会も悪くないです。素晴らしい経験です」
カナダ中西部、平原の真っただ中にある故郷に比べれば、大阪はかなり狭く、人が多い大都会だが、そんな環境の変化も、アルバースにとっては興味の的になっている。
「日本でとても楽しい時間を過ごしています。文化を楽しんでいます。日本人はとても礼儀正しいです。違う文化を経験するのは良いことですね。かなり安全な国で、犯罪率がかなり低いです。日本は安全で、公共交通機関が素晴らしいです。食べ物も素晴らしいです。本当に感心しました。西洋の食べ物もありますからね。僕は多少好き嫌いがあるので、助かります。残念ながら、寿司は好きではないんです。とても良い寿司が食べられるらしいですけどね」
日本食はあまり好きではないようだが、世界各国の料理が食べられる日本で、生活に困っていることはないようだ。