「2019年版マイコラスに期待」―Dバックスが韓国からの“逆輸入”右腕を獲得
メジャー経験なしもSKのエースとして韓国シリーズ制覇
今シーズン、元巨人のマイルズ・マイコラス(カージナルス)や元広島のライアン・ブレイシア(レッドソックス)ら日本からの“逆輸入投手”の活躍が目立ったMLBで、今度は韓国帰りの“逆輸入”投手が現れた。ダイヤモンドバックスは4日(日本時間5日)、今季韓国プロ野球(KBO)SKワイバーンズに在籍していた右腕、メリル・ケリー投手と契約したと発表した。
ケリーは2010年、レイズと契約しプロ入りしたが、メジャーに上がったことはないまま2015年にSK入り。韓国ではエース格に成長し、4年間で48勝32敗、防御率3.86をマーク。今シーズンは12勝7敗、防御率4.09で、韓国シリーズでも斗山との対戦で2試合1勝0敗、防御率2.19と優勝に貢献した。
米「Yahoo!スポーツ」のジェフ・パッサン記者のツイッターによると、ケリーの契約条件は2年550万ドル(約6億1600万円)。先発の一角としての活躍を期待されており、米メディア「MLBトレード・ルーマーズ」では、パッサン記者のツイートを引用しながら、ケリーの獲得について「この契約はダイヤモンドバックスにとって低リスクの投資である。そして彼らは、ケリーが2019年版マイルズ・マイコラスになることを期待するだろう」と報じた。