楽天の創設期担った2013年V戦士 伊志嶺、枡田、聖澤の3人が現役に別れ
4番も任された古参の枡田、31歳の若さでユニホームを脱ぐ
枡田は球団創設間もない2005年、高校生ドラフト4巡目で入団した。2012年に79試合出場で打率.295を記録して1軍定着の足掛かりをつかむと、翌13年の7月以降は故・星野仙一氏(当時監督)の期待に応えてブレーク。同期で同い年の銀次とともに、高卒生え抜きの“星野チルドレン”として東北の悲願を達成し、得点圏打率.364を叩き出した。
しかし、翌年以降は調子の波の大きさが目立ち、定位置をつかめず。今年は打撃好調で4番に座る時期もあったが、最終的に打率.177。シーズン終了後に戦力外通告を受け、11月26日に31歳の若さで現役引退を発表した。