マチャド&ハーパーではなく…ヤンキースは来オフFAアレナド獲りに動くべき!?
アレナドにとってもヤンキースはフィット?
アレナドにとってもヤンキース移籍はフィットしているかもしれない。これまでに本拠地クアーズ・フィールドでOPS.984を記録したのに対し、敵地ではOPS.787。高地で打球が飛ぶ“打者天国”として知られるデンバーで好結果を残してきたが、今季、チームがシーズン最多本塁打記録を更新したようにヤンキースタジアムは打者有利の球場。打撃力を最大限に活かすことができる。
また、正三塁手にはエンゼルス大谷と新人王を争ったアンドゥハーがいるが、守備が課題。同メディアは「三塁から一塁への転向が、彼にとってもチームにとっても得策であろう」とアンドゥハーの一塁転向を勧めている。さらに、ジャッジ&スタントンと世代を代表する大砲と共闘する機会も得られると記事では言及している。
これまでに米メディア「ジ・アスレチック」の敏腕記者、ケン・ローゼンタール記者も「アレナドの故障者リスト入りは、2014年に左指の怪我をした時の一度だけだ。マチャドは直近4シーズンでは同等の体の強さ(タフさ)を見せているが、彼はこれまでのキャリアで両ひざに手術を受けている。ハーパーはキャリア最高の159試合出場を昨年に果たしているが、彼の乱暴な振舞いは怪我につながりやすいのではと懸念する球団幹部もいる」とアレナドの好選手ぶりを特筆している。
これまでにアレナドがポストシーズンを経験したのは17、18年だけ。17年はワイルドカード敗退、18年は地区シリーズで敗退しており、「いいかい、僕はここでプレーしながら毎年敗者になっている。僕にとっては勝利こそが一番大事なことなんだ。けど、年老いていくだけだね」とコメントしたこともある。
今オフ目玉のマチャド、ハーパーに獲得資金を投入せず、来オフの目玉となるアレナドに投入するのか――。キャッシュマンGMには悩ましい日々となりそうだ。
(Full-Count編集部)