マリナーズも菊池争奪戦に“本気” GMが力説「彼は本物のボールを持っている」
2年後のタイトル争いを目指すマリナーズ、菊池は「我々の目的の一部になり得る存在」
かつて任天堂がオーナーとなり、日本人コミュニティの大きなシアトルでは日本出身のスーパースターが数多く活躍してきた。
記事の中で、ディポトGMは「それはマーケットに起因するものだ。我々には日本とアメリカの素晴らしいコミュニティがある」と力説している。
チームは主力を大量放出。人件費を削減し、有望な若手をかき集めて、2年後のタイトル争いに照準を合わせている。再建中のマリナーズと菊池はフィットするのだろうか。
ディポト氏はその質問に自信を示す。「間違いない。彼は27歳だ。シアトルでどこまでプレーする希望を持っているのかわからないが、我々は(彼に)興味を抱いている。彼は我々の計画にもフィットする。2年後に我々に(躍進する)チャンスが訪れる時、彼は29歳になっている。我々の目的の一部になり得る存在だ。しかし、彼がここに来たいのかどうか、私にはわからない」と地元メディアの取材に対して語ったという。チームがタイトル争いを目指す2年後にメジャーに適応し、成熟期を迎える菊池の必要性を説いたが、あとは左腕次第となる。
昨オフ、大谷争奪戦に参戦したディポト氏はメディアに積極的に露出する方針で二刀流獲得を狙ったが、実現しなかった。菊池の争奪戦に打ち勝つことはできるのだろうか。
(Full-Count編集部)