二刀流と並ぶ球界変革「オープナー」 CY賞左腕「当初はバカげていると…」
CY賞スネルは「当初はバカげていると思った」
この試合に先発したロモは、初回を3者連続三振にしめてお役御免。チームを見事勝利に導いた。そして、ロモは翌20日も「オープナー」として初回に登板。この日は1回1/3を投げて2四球を与えながらも3奪三振で無失点に抑えた。
記事によれば、レイズは今季55試合で「オープナー」を採用したほか、「ブルペンデー」が23試合あったという。これが成功したことは、ご存じの通りだが、チーム内でも当初から全員賛成だったわけではなさそうだ。今季21勝5敗、防御率1.89の大活躍でサイ・ヤング賞に輝いたブレイク・スネルは「当初はバカげていると思った。僕はやりたくなかった」と告白。だが、次第に「オープナー」が結果を出すのを見て「信じ始めるようになった」と言い、「今では気に入っている。レイズは僕が間違っていると証明したんだ」と明かしている。
時代とともに進化し、愛され続ける野球というスポーツ。ロモは「オープナー」について「これが野球を完全に変えたと思うかって? いいや、思わないよ。だけど、少しだけより楽しいものにしたと思うよ。クールな選択肢の1つだね」と話しているが、レイズの新たな試みはこのまま定着していくのだろうか。
(Full-Count編集部)