「閉めることが多い」―「野球離れ」に立ち向かうバッティングセンターの今

日本のバッティングセンター事情は「潰れるというか閉めることが多い」

「野球離れ」を感じ、イベントなどアクションを起こす鷲尾氏に、日本のバッティングセンター事情を聞いてみた

「潰れるというか閉めることが多い。競技人口減少もそうですが、一家で経営するバッティングセンターは跡継ぎもおらず、土地を売ってしまうパターンも少なくありません」

 これまでの、その名の通り「打つ」だけのバッティングセンターから脱却を目指した。薄々感じていた「野球離れ」に対し、県外へ学びを求め西武が2017年に行った「エンジョイベースボールシリーズ」に足を運んだ。

 そして野球離れをこれまで以上に痛感し、野球にかかわる人たちの総合情報ポータルサイト「球活JP」に加盟した。

 さらに、The Baseball Surferの代表であり、横浜DeNAベイスターズ、オリックス・バファローズや米独立リーグで活躍した古木克明氏と共に、イベントを共催している。湘南の砂浜を活用した「ビーチDEちびっこ野球」やNPB選手も多数参加した「夏フェス親子でベースボール」など、アクションを起こし始めた。2階のトスバッティングスペースでは、古木氏の野球教室も行われている。

「従来のバッティングセンターが持つ『汚い、暗い』といったイメージ”を払拭したい」

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