「閉めることが多い」―「野球離れ」に立ち向かうバッティングセンターの今
「従来のバッティングセンターが持つ『汚い、暗い』といったイメージ”を払拭したい」
近隣のスポーツショップとも、提携をしており、バットの試し打ちもできる。買い手としては、安い買い物ではない野球用品を購入前に試すことができる。
店内には、所狭しと平塚エリア野球チームのチラシが貼られている。
「従来のバッティングセンターが持つ『汚い、暗い』といったイメージ”を払拭したい」と鷲尾氏。さらに「およそ15万人が、当社開発の会員カードシステム”トビーシステム”により登録されている。ポイント制度はもちろんだが、お客様へ最適なサービスの提案を目指している。スタッフの心地が良い“接客”でも勝負したい」と話した。
変化を加え、野球界に対して自らアクションを起こすバッティングパレスは、バッティングセンター全体を考え、フランチャイズ展開による多店舗化を今後目指す。
年末年始は繁忙期。帰省する人も増え、家族連れのお客さんも増える。野球の楽しさをバッティングセンターから感じる年初めをおすすめしたい。
(大森雄貴 / Yuki Omori)