20件の返信に80件の“反撃”―現役MLB右腕がSNSで大学生に「嫌がらせ」!?
ジャイルズさんが20件の返信に対して、バウアーはその4倍となる80件返信
「彼は私のツイッターページに入って、1年ほど前まで遡り、私が21歳の誕生日を迎える2か月前に飲酒する内容のツイッターを見つけました。そして、彼は彼のフォロワーにそれを見せびらかしたのです」
「私が彼にツイートし続けていることを、彼は責めてきました。でも、彼が40回以上も私に返信してきたから、仕方のないことです」
ジャイルズさんは、同紙の取材に対してこのように話している。さらに、バウアーはジャイルズさんが大学では扇動者だった、とも批判している。
ジャイルズさんはバウアーをブロックしたが、その間も非難ツイートは続いたという。30件以上のバウアーからの返信があることを知ったジャイルズさんは、いったんブロックを解除し「私は嫌がらせを受けている」と告白。ところが、バウアーは自分のフォロワーに対して「彼女は自分に好意を寄せているのだと思う」という説明を繰り返していた。
記事によると、8日(日本時間9日)までにジャイルズさんが20件の返信をしたのに対して、バウアーはその4倍となる80件の返信をしたという。そして、7日(同8日)にバウアーが「自分にとらわれている人がいるけれど、ツイッターにはこのような機能があるよ!」と、ジャイルズのアカウントをブロックする動画を投稿。これでこの一連の嫌がらせ劇は終末を迎えたかのように見えた。
しかし、まだ終わってはいなかった。より危険なのは彼のフォロワーの何人かの方だ、とジャイルズさんは同紙で語る。「DM(ダイレクトメッセージ)でお前の負けだ、などというしつこい嫌がらせをしてくる人もいる。ある人は3つも新しいアカウントを作って攻撃してきた」と嘆いた。
バウアーが所属するインディアンスの広報担当ジョエル・ウルフは、この件に関してのコメントを控えているという。SNSが発展し、ファンとプロスポーツ選手の距離が縮まっている現代ならではの“事件”となってしまった。
(Full-Count編集部)