西武のルーキー同士で“他己紹介”! 「死神」「くまちゃん」「じっと見つめて」?
“ドラ1”松本は同じ右腕の森脇を紹介 「優しい」
注目のドラフト1位・松本航投手(日体大)と、ルーキーながらすでに2人の子どもを持つ森脇亮介投手(6位・セガサミー)は、5歳違いの同じ右腕。将来、西武投手陣に欠かせない存在になることが期待される2人にも、お互いのことを紹介してもらった。
【松本】→【森脇】
「森脇さんは2児の父親ですが、地元が近かったので(松本は兵庫県、森脇は京都府)親近感を持っていました。実際お会いしてみたら年上の方なのに話しやすくて、後輩の面倒見が良いと言いますか、すごく優しい方です」
「森脇さんへ。地元も近いので、今後とも色んな面でよろしくお願いします」
【森脇】→【松本】
「松本の第一印象は、物腰が柔らかくて話しかけやすい。今は“松本”と“航(わたる)”、半々くらいで呼んでいますが、これからは航と呼ぶことになると思います。投げる球は速くて、受けていると怖いボールを投げるんですが、人柄は本当に優しいので、良い選手になっていくんじゃないかな」
「松本へ。同期入団ということで、これから一緒に切磋琢磨して頑張りましょう」
ここからは、捕手・投手に他己紹介リレーをつないでもらった。17歳の牧野翔矢捕手(5位・遊学館高)は、春季キャンプA班にも選ばれた粟津凱士投手(4位・東日本国際大)について。粟津は同い年の東野葵投手(育1位・日本経済大)について。東野は、牧野についての思いを、それぞれ自分の言葉で語ってくれた。
【牧野】→【粟津】
「最初に粟津さんを見たときは、身長が僕より少し大きくてかっこいいという印象でした。共通の知り合い(牧野選手の先輩)を話題にして、粟津さんから話しかけてくれました。今は粟津さんと呼んでいますが、もう少し仲良くなったら、凱士さんと呼びたいです。僕はよく粟津さんの顔をじっと見るのですが、こっちに気づいて変顔をしてくれる、優しくて面白い一面があります。変顔とか優しい表情とかしてくれると思うので、ファンのみなさんも粟津さんをじっと見つめてあげてほしいと思います」
「粟津さんへ。まだまだ僕はキャッチャーとして未熟ですが、将来粟津さんとバッテリーを組めたらいいなと思っています。今後とも、仲良く厳しく接していただけるとうれしいので、よろしくお願いします」
【粟津】→【東野】
「東野は同い年ですが、優しいです。食堂で寮生の後輩たちにも話しかけていて、面倒見が良いなと思います。普段は葵って呼んでいて、葵は凱士(かいと)って呼んでくれます。葵は照れ屋ですが、ファンの方々から声をかけられたらしっかり対応してくれると思う。自分もそういう風になれるよう頑張ります」
「葵、これからもよろしくお願いします」
【東野】→【牧野】
「翔矢と初めて会ったときは、かわいらしい後輩だなという印象でした。ファンのみなさんも喋りやすいと思うので、ぜひ気軽に声をかけてあげてください。よろしくお願いします」
「翔矢へ。いつも自分と一緒に居てくれて、ありがとうございます。これからもバッテリーとして長い付き合い、やっていきましょう」