新潟で野球女子向け「BBGウィンターフェスタ」開催 マドンナJ来場に大盛況

ワールドカップV6の女子代表5選手の登場に参加者は歓喜

 開会式にマドンナジャパンのメンバーが登場すると、会場に集まった野球女子たちは一斉に目を輝かせた。ウォーミングアップでは参加者全員鬼ごっこなどで汗をかき、キャッチボールではマドンナジャパンの選手がデモンストレーションを披露。見つめる参加者たちの目は真剣そのものだった。

 その後、バッテリーはマウンドを使った投球レッスンに参加し、他の選手は守備練習と打撃練習を行った。終始、活気溢れる中でイベントは進み、参加者の保護者は「普段の男子のチームに1人女子がいる状況と緊張感が違う。女子だけであれば、野球ももちろんだが、間のガールズトークも花が咲いていて、生き生きした顔つきが嬉しい」と、ウインターフェスタならではの醍醐味に顔をほころばせた。

 午後の部では、選手たちは4チームに分かれ、WBSCが推進する「Baseball5」を簡単にアレンジしたゲームで、マドンナメンバーと一緒に楽しんだ。「Baseball5」では、自分で投げたボールを手のひらで打つ形式で、ボールをバットに当てるより簡単で親しみやすい。ここでも多くの参加者が元気にダイヤモンドを駆け巡った。

 この「BBGウィンターフェスタ」の特徴は、保護者も“参加”できる点にある。会議室では、興味がある保護者を対象に「アナウンス講習会」や「審判講習会」を実施し、より多くの人間が野球に参画できる試みがなされた。

憧れの選手との交流に野球女子も保護者も笑顔

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