オリ西村監督、“初陣”で超攻撃型野球! 14得点に5盗塁「かなりの競争になる」
外国人が猛アピールも和製大砲・T-岡田も負けじと一発
チーム事情から外国人枠の使い方を「投手2名、野手2名」と現時点では考えているという指揮官。投手では昨年9勝のアルバース、新外国人エップラー、そして実績十分の7年目右腕・ディクソン。野手ではこの日、活躍を見せたマレーロ、新外国人・メネセスに昨年25本塁打を放っているロメロから、それぞれ2選手づつを選択することとなる。
さらに「今年はファーストでの起用を考えている」と指揮官が語ったT-岡田が、第3打席にバックスクリーンへアーチをかけるなど4打数2安打3打点。外国人選手との競争になるが、こちらも存在感を示し「かなりの競争になりますね。本当に悩む」と、嬉しい悩みを打ち明けた。
24日はいよいよオープン戦がスタート。アイビースタジアムで昨年の日本一、ソフトバンクとの一戦となる。その前哨戦を最高の結果で終えた指揮官は「今日、スタメンで出てない選手を何人か。福田、安達、ロメロ。あとサードで頓宮を(スタメンで)使います」と、この日途中から出場したドラ2ルーキーにチャンスを与えることを示唆した。
「超攻撃的」な新生オリックス。昨年の覇者を相手にどんな「積極性」を見せるのか。
(岩国誠 / Makoto Iwakuni)