ホークス松田に直撃インタビュー…「パーソル賞」キャンプ潜入レポート後編
休日は宮崎市内の映画館に松田が!? 映画鑑賞時は「寒男です(笑)」
――今年の大きな目標は?
松田「怪我なく元気にサードのポジションを守り抜くというのもあるのですが、キャリアハイ、各部門においてプロ野球人生で一番の数字を出したいな、と思って、今は取り組んでいます」
――キャンプ時の休日における毎年の恒例行事であったり、楽しみにしていることはありますか?
松田「映画に行きたいです。明日『マスカレード・ホテル』を観に行きます。この時期しか行けないですからね。映画だけはしっかり観ています」
――キャンプの休みの日に宮崎市内の映画館に行くと、松田選手が……。
松田「絶対います」
――映画では感動したりするタイプですか?
松田「しません」
――(一同笑)映画を観る時は、熱男ではない……?
松田「はい、寒男です(笑)」
(球団スタッフ)1年間で結構観ますよね?
松田「はい、映画評論家もしているので(笑)」
取材を終えた2人は、「的確に答えてくれてよかったです」(深野さん)、「緊張したのですが、松田選手が盛り上げてくれて嬉しかったです」(三宅さん)と、明るく取材に応じてくれた松田に感謝しきりだった。
三宅さんは「自分でも野球をやっていますが、間近で見たプロの選手はすごすぎて、とても参考にはできないと感じました。インタビューも難しかったけれど、1日を通して楽しかったです」と、またとない経験に感銘を受けた様子。
深野さんは「普段テレビでしか見られない人たちを間近で見られるという経験を、18歳の若さで体験できてよかったです。(インタビューの自己採点は)65点です。聞きたいことは聞けましたが、声が小さかったので……」と、夢のような1日を振り返っていた。
憧れの選手たちと間近で触れ合える貴重な機会とあって、最初は2人とも緊張した様子だったが、最後は充実感のある表情で球場を後にした。得難い経験や多くのアドバイスを受けた若き2人にとって、この1日はかけがえのない思い出となったことだろう。
(「パ・リーグ インサイト」望月遼太)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)