【野球と音楽・特別対談】元燕エース川崎憲次郎とモッズ番長・古市コータローが見つけた意外な共通項

川崎憲次郎「野球以外の方とお話しをすることで、いろんな刺激をもらいたい」

古市「バンドで言ったらドラマーと似てますね。ドラマーってドラマー同士で集まる習性があるんですよ」

川崎「へえ、そうなんですか?」

MOBY「そうなんです。対バンとかフェスとかあると、なぜかドラマー同士で集まって飲むんですよ。あとベーシストも固まりがちだし。ボーカリストはまず来ない」

川崎「えっ、それはなぜですか?」

古市「ボーカルは常にここ(喉)を気にするんですよ。声が出なくなると怖いから、そういう場所に顔出さないんですよ」

MOBY「お酒に強い人たちはまったく気にせず、朝までコースの方もいますけど」

古市「我々の年齢になるともう来ないですよね」

川崎「なるほど、本業が大事ですからね。じゃあギターは?」

古市「ギターは、もう自由に来ます。でも、僕はあんまり飲み会で音楽の話はしたくないんですよ。たまに若手のギタリストが来て『どういう機材を使ってるんですか?』とか質問してくるんだけど、『そんな話いいから飲もうよ』って(笑)」

川崎「野球選手と飲むと、やっぱり野球の話ばっかりになっちゃうんですよ。音楽も同じなんですね。決して悪いわけじゃないですけど、野球以外の方とお話しをすることで、いろんな刺激をもらいたいというのは常にあります。それこそ今回のような機会は、僕にとっては初めてなのでとても新鮮ですよ。これほど野球好きのミュージシャンの方が多いって印象が今までなかったんです」

古市「結構みんな好きですよ」

MOBY「松坂世代のミュージシャンは結構野球好きが多いですよ」

川崎「松坂くんは今年で……」

MOBY「39歳ですね」

川崎「もう39ですか、早いなぁ。そりゃ俺たちも歳とります(笑)」

MOBY「松坂世代でも、すでに引退してコーチになっている人もいますね」

古市「それいいよね。俺もバンド界のコーチになりたいよ(笑)」

古市コータロー「バンドで言ったらドラムがキャッチャーだね」

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