レ軍左腕、報復死球の“風習”に苦言 「野球選手は他のスポーツでは生きていけない」
バットフリップにはプレーで対抗「次回対戦時に三振でリベンジすればいい」
ギャレットは打者にバット投げをされる立場だが、他競技に比べすると“その行為”で受ける怒りは軽いと持論を展開。バット投げに激怒し、相手に剛速球をぶつけるマインドの持ち主は他競技ではやっていけないと主張している。
「自分の意見はこうだ。バットフリップはクールなものだ。じっと耐えるしかない。しかし、次にその打者と対戦した時にだ。三振に取ればいい。そして、好きなことをすれば良い。ガッツポーズやムーンウォーク、側転。何でもすれば良いじゃないか。自分は賛成だ。どちらもでも」
本塁打を放った打者は高揚感をバット投げで表現すれば良い。その代わりに、投手は次回対戦時に三振でリベンジすれば良い。メジャーでは報復の対象となるド派手なパフォーマンスを投手が見せても構わないという主張だった。
「この件に関する最後のツイートをすることにします。自分と対戦した選手がホームランを打った場合、誰もが自分の仕事を自賛することを私が予想する。しかし、覚えていてほしい。僕が反撃をした際、自分の仕事ぶりも称賛することを。以上」
今季1失点のギャレットは今後、ホームランを打たれた場合の対戦相手の打者がバット投げを仕掛けてくることを予想。それを受け入れた上で、次回対戦時で三振を奪い、派手なパフォーマンスでリベンジすることを予告している。
ギャレットに提言を、地元紙「USAトゥデー」も「レッズの投手が不文律に触れる。野球選手は他のスポーツでは生きていけない」と特集している。
当たる箇所によってはキャリアや生命にも関わる剛速球の死球。26歳の提言は大きな波紋を広げている。
(Full-Count編集部)