ロッテ・レイビンが“デビュー戦“で154キロ 井口監督は期待「投手陣に厚み出る」
小野投手コーチも評価「球に力強さある」
井口監督も「スピードも出ていましたし、あと何試合か実戦を積んでもらって(1軍へ)上がってきてくれたら、投手陣に厚みが出ると思います」と復帰を急がせるつもりはないが、守護神候補の復帰を歓迎した。
実際に2軍でレイビンを見てきた小野晋吾2軍投手コーチは「いろいろと不安な箇所があるので、今日投げてみて(明日以降)どうか。次の試合までに調整していって、ゲームでいけるとなれば」と右肩や右脇腹などを故障していた新助っ人の次戦登板に慎重な姿勢ながら、「球も力強さはありましたので、あとは細かいところをどんどんやっていくしかないです。まぁ、これからどんどん投げると思います」と説明。1軍デビューへ向け、調整のピッチを上げさせることを示唆した。
打撃投手やシート打撃登板など段階を踏んできた結果、偶然、1軍の本拠地ZOZOマリンスタジアムでの試合で日本での第1歩を記したレイビン。今後、順調に調整を続け、次回は1軍の試合でこの地に舞い戻ってくることになるだろうか。
(岩国誠 / Makoto Iwakuni)