超「悲惨」な逆転サヨナラ負け… 暴投→捕手“キック”→悪送球で2者生還の「カオス」
オーバーン大は過去2年も悲劇の敗戦「痛々しい敗戦」
フラーの暴投からの一連のプレーの流れを「カオスが起こった」と表現。一塁手の悪送球も重なったことで「悲惨なコンビネーションとなった」としている。さらに、「SECトーナメントで優勝するという夢は終わり、カレッジ・ワールドシリーズ進出へもかなり厳しい状況となった」として「あなたはこれが想像を絶する悲しい負け方だと思っているかもしれない。その通りである。しかし、オーバーン大にとって、この悲しみは以前にもあった」と伝えている。
実は、オーバーン大は2017年にもフロリダ州立大戦で9回に1点差を追いつかれ、10回にサヨナラ負けするという悲劇があったという。この試合に勝っていれば勝ち抜けが決まっていたが、土壇場で逆転負けを喫し、翌日も敗れて敗戦していた。また、2018年も相手の大飛球をオーバーン大の外野手がグラブで弾いて柵越えとなってしまい、フロリダ大に延長11回サヨナラ負けした試合があった。
記事ではこの2つの敗戦を振り返りつつ「その時、オーバーン大のファンたちは『これ以上のことが起こり得るだろうか?』と思ったはずである」と指摘。そして「『2020年があるよ』と声をかけたいが、現時点では、彼らが失望していることは想像に難くない」と締めくくっている。
3年連続で想像を絶する敗戦を喫したオーバーン大。いつか良いことがあると信じたいが……。