レッズ監督、主砲への死球に怒り爆発で退場「あのチームはわざとぶつける」

“報復行為”には否定的も…「自身の身を守るために、必要なことなら何でもしないと」

 同じナ・リーグ中地区でライバルとしてしのぎを削るパイレーツの投手の死球は、明らかにわざとだと主張した。そして、メジャーで度々見られる“報復行為”についても、自身の考えを明かしている。

 以前、選手には“報復行為”はしてほしくないと語っていたというベル監督だが、「選手が何をすべきか理解させること。それが私のやるべきことだ。どんな手段を使っても、彼らは自分の身は自分で守らなければならない。彼らは自分自身を守らなければならない」と指摘。そして、MLBにも苦言を呈している。

「明らかに我々は審判やリーグに守られることはない。それは既にはっきりしている。だから我々の選手たちは自身の身を守るために、必要なことをしていかなければならない。それがなんであろうと、私は彼ら(選手たち)を支持する。どんな手を使ってでもだ。どういうわけか、故意に選手にぶつけても問題ないと、誰もが考えてしまっている。審判もOKだと考えている。私が思うに、リーグもなんだかんだで問題ないと明らかにしている。誰かが傷つけられたら、可能な限りのあらゆる手段を取る必要がある。選手たちは、自身の身を守るために、必要なことなら何でもしないといけない。何としてでも、彼らは自分の身も、キャリアも守っていかなければならない」

 スアレスは昨季34本塁打を放った主砲。負傷離脱となれば、大きな痛手となる。そんな主力への死球にベル監督の怒りは収まらなかったようだ。

【動画】故意? 故意じゃない? ベル監督も激怒、レッズの主砲スアレスにパイレーツ右腕ホルムズが死球を与えたシーンの一部始終

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