大谷翔平は「投手でメジャー最高レベル」 エ軍レジェンドの期待「二刀流で飛躍を」
エンゼルスの初代新人王・サーモン氏は投手大谷を評価
今季打率.301、14本塁打、40打点と好調を維持するエンゼルスの大谷翔平投手。エンゼルスOBで1993年にア・リーグ新人王に輝いたティム・サーモン元外野手は右肘靭帯手術の影響で来季から完全復帰予定の投手・大谷について「メジャートップ10」と評価。「打者のレベルにはまだそこに及ばない」と分析。絶好調の現状に加え、進化も評価しながらも、「投手・大谷の方が上」と持論を展開している。
昨年10月に右肘にメスを入れた大谷。投手としては2020年シーズンの完全復活を目指し、リハビリを進める傍ら、打者としては圧巻の成績を残している。
「今季はマウンドに立つことはできないが、希望の光として打者としてフォーカスすることができている。メジャーリーグを打者として学習する。相手投手を学び、経験による打席で余裕が生まれる。この1年は大谷のキャリアにとって凄まじいほど大きいと思います。来季は二刀流再開となる。そうなると、打者として4日活動し、マウンドに立つことになる。その分打席に立つ回数は失われることになる。一方、今年はメジャーリーグの打者として毎日全打席に立つことができる。それがチームにとっても希望の光になるんだ」
こう語ったのはエンゼルス一筋14年活躍したサーモン氏。エンゼルス史上初の新人王で、この栄誉に輝いたのはチームで、サーモン氏、マイク・トラウト、大谷の3人しかいない。公式戦を中継する「FOXスポーツ・ウェスト」で解説者を務めるレジェンドは、大谷のメジャー2年目をこう評価していた。