元Gマイコラスに非難殺到!? 「守備妨害」の“決定的証拠”にファン激怒「卑劣」
3回にセーフティーバントも…相手の捕球を妨げるために左腕を触ったか?
■カブス 2-0 カージナルス(日本時間1日・セントルイス)
2017年まで巨人でプレーしたマイルズ・マイコラス投手は7月31日(日本時間1日)、本拠地カブス戦に先発。6回途中6安打1失点3奪三振と好投したが、打線の援護なく11敗目(7勝)を喫した。3回には無死二塁の場面でセーフティバントを決めたが、このプレーが物議を醸すことに。一塁を駆け抜けた際、マイコラスはベースカバーに入った二塁手ボートの左腕を左手で触り、捕球を妨害しているようだった。地元メディアが公開した動画が決定的な“証拠”となり、ファンから「汚い」「卑劣」などといった声が殺到している。
両チーム無得点で迎えた3回だった。カージナルスは先頭ウィータースがライトへの二塁打で出塁。続くマイコラスがバントすると、遊撃のバエスが処理。ギリギリのタイミングで送球はワンバウンドとなり、ベースカバーに入ったボートはすくい上げることができず、ボールは後ろに逸れた。ウィータースの三塁進塁はバエスの送球エラーが記録された。
しかし、ここでカブスのマドン監督が抗議。その“証拠”が地元テレビ局「FOXスポーツ・ミッドウエスト」に収められていた。カージナルスの試合を中継する同局は、マイコラスが一塁を駆け抜けた瞬間、そして、その後にチームメートが拍手する映像を公式ツイッターでスローで公開。この映像には、ベースを踏む直前、捕球しようとする二塁手ボートの左腕をマイコラスが左手で触れているところもはっきりと映っていた。いずれにしてもタイミングはセーフだったが、妨害されたボートはボールを捕球できず。バエスにエラーが付き、ウィータースが三塁に進塁する形となった。
結局、後続が倒れてこのイニングに得点は入らなかったものの、これを見たファンからはマイコラスに対する非難の声が殺到している。
「彼が妨害したという証拠映像を出してくれてありがとう」
「汚い選手」
「これ(映像)は恐らく消去したほうがいいよ」
「いかさまだ…」
「恥ずかしい」
「くだらないプレーだ」
「卑劣なプレーだ」
「そういうのをいかさまって言うんだよ」
「詐欺師!」
「ペテン師」
マイコラスはこの試合、力投実らず敗戦投手に。カージナルスは0-2と完封負けで、カブスに並ばれて同率首位となった。ライバル関係にある両チームだけに、このプレーがファンの心に火をつける可能性もありそうだ。