飲酒運転&“逃走”の姜正浩は「空振りの山」で打率.169 最善策は「関係を断つこと」!?
絶不調で「憂鬱な結論に進んでいる」、監督も苦言「空振りの山」
パイレーツの姜正浩内野手が、今季限りで退団となる可能性が高いと地元メディアが伝えている。2016年オフに母国・韓国で飲酒運転の末に事故を起こした32歳は、昨シーズン終盤に2年ぶりにメジャー復帰。パイレーツと再契約して新シーズンに臨んでいるが、成績は低迷しており、クリント・ハードル監督も「空振りの山」と苦言を呈している。
姜正浩は今季ここまで65試合出場で打率.169、10本塁打、24打点、OPS(出塁率+長打率).617と絶不調。メジャー1年目の2015年は打率.287、OPS.816、2016年は打率.255、OPS.867と好成績を残していたが、その面影は今はない。
米スポーツメディア「ジ・アスレチック」は「コーリー・ディッカーソンが退団、フェリペ・バスケスが残留。そして今、パイレーツはジョンホ・カンに関する重要な選択を迫られている」とのタイトルで特集を組み、「ジョンホ・カンはこの夏、復活劇となるような良い結果を、全く出していない。そして、彼のパイレーツでの時間は、憂鬱な結論へと進んでいるようである」と厳しく伝えている。
姜正浩はメジャーデビューから2シーズンで好成績を残し、2017年は三塁のレギュラー候補と期待されていたが、2016年12月に母国・韓国で飲酒運転で事故を起こした。事故後に現場から一時離れた姜正浩は当初、同乗者が運転していたと主張するなどして批判を浴び、第4回WBCの韓国代表メンバーから除外。過去にも飲酒運転をしていたことから米国の就労ビザが発給されず2017年シーズンは棒に振り、昨季終盤戦でメジャー復帰した。