日ハム杉浦「首脳陣がプランを…」首位攻防戦で5回無失点も予定通り抹消へ
ホークス千賀との投げ合いで5回3安打無失点「本来なら白黒をつけてというところかもしれませんが」
■ソフトバンク 2-0 日本ハム(2日・札幌ドーム)
日本ハムの杉浦稔大投手が2日、本拠地ソフトバンク戦に中16日で先発。5回3安打無失点と好投したが、0-0で降板したため、勝ち負けはつかず。チームは千賀滉大投手に2安打完封負けした。
球界を代表するエースとの投げ合いに、一歩も引けを取らなかった。1、2回と3人ずつで片付けると、3回に先頭の江川に中前打を許した直後には栗原を二ゴロ併殺打に打ち取った。5回に2本の安打でむかえた2死一、二塁のピンチも栗原を143キロの高め直球で中飛に仕留めた。
「大事な試合でしたし、相手もエースなので、先取点を取られたら一気に苦しくなる。とにかく先取点を与えず、少しでもチームが勝てるチャンスをつくることに集中しました」と振り返った杉浦。0-0と息詰まる投手戦の中、今季最長に並ぶ5回、65球でマウンドを降り、2番手の堀瑞輝にバトンを渡した。