田中将大らヤ軍投手陣は「ファンタスティックな状態」　7月に補強せず“成功”!?

ヤンキース投手陣は「セベリーノも復活し、ファンタスティックな状態」

　特集では「7月31日以前のチーム状況から、ストローマンがポストシーズンでブルペンに回るというキャッシュマンの発言は驚きだった。あの時点で、ジェームス・パクストンとマサヒロ・タナカは酷い不振だった。それでも、ポストシーズンの先発ローテはほぼ固定されているとも見られていたのだが」と振り返っている。

　トレード期限時点での田中の防御率は4.78、左腕パクストンの防御率は4.72と不調だったが、リーグ優勝のヤンキースで状況は一変した。

「今やヤンキースには効率抜群のパクストンとタナカがいる。セベリーノも復活し、ファンタスティックな状態だ。これでポストシーズンの先発投手トリオとなるだろう。JA・ハップとCC・サバシアはブルペンに回ることになる。先発4番手に関してはオープナーを使う方向性を最近示している」

　特集ではパクストン、故障から復帰したルイス・セベリーノ、そして、田中の先発3枚を“鉄板”と予想している。

　ストローマン獲得を見送ったヤンキースの賭けは当たるのか。キャッシュマンGMが絶大な信頼を示した田中ら先発陣は2009年以来となるワールドシリーズ制覇に導くことができるだろうか。

（Full-Count編集部）