ダルビッシュ復活が「遺産」に!? 退任のマドン監督「彼は頭のいい若者」

最後までダルビッシュを称えるマドン監督「とても頭の良い若者」

「ジ・アスレチック」は特集の中で「それでも、ダルビッシュは6勝8敗(防御率3.98)でシーズンを終え、カブスはここ5年で初めてプレーオフ進出を逃した。ダルビッシュが、エプスタイン(編成本部長)の作ろうとしている次の素晴らしいカブスの一員であるならば、それはシカゴのノースサイドにおけるマドンのレガシーでもある」と言及。

 記事では、ダルビッシュについてのマドン監督のコメントも紹介。レイズ時代からアイデアマンとして知られ、選手と信頼関係を築いて強いチームを作ってきた名将は「時間が必要なんだ。辛抱強くなければならない。皆、すぐに結果を求める。新しい契約、怪我、彼は多くのことを抱えていたんだ。彼はとても繊細な若者だ。とても頭の良い若者だ」と言及。さらに「現在、彼は居心地が良く感じている。それがフィールドでのパフォーマンスにつながっている。彼は良い状態だと感じている。彼とチームメートの関係は最高に良い状態だよ」と今後の活躍にも期待している。

 一方で「トミー(ホトビー投手コーチ)と選手たちは彼と素晴らしい関係を築いた。カラティニの役割も軽視できない。ビクターは彼と本当に良い仕事をしてくれた。こうした全てのことが要因だよ」とも。自分の手柄にすることなく、投手コーチや女房役のカラティニこそが、ダルビッシュを復活させてくれたと話しているのだ。球団から退任が発表されが、来季は“古巣”のエンゼルスが招聘に動くのではないかとも伝えられているマドン監督。いったいどのユニホームを着ることになるのだろうか。

(Full-Count編集部)

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