ヤンキースGM、現状ローテに「満足」も補強示唆 「向上させるのが我々の仕事」

田中ら現状ローテを「ストロング」と評価も「向上させることが我々の仕事」

「先発投手を見つけて、強化できたらといつも思っている」と記事内で語っているキャッシュマンGMだが、一方で「だけど、球団内部にもエキサイティングなことがある」としている。田中、パクストン、セベリーノ、ハップのローテーションを「ストロング」と評価し、これに故障している投手が回復すれば、先発、ブルペンともに、かなり良いチームになると語ったという。

 2017年に9勝を挙げたジョーダン・モンゴメリー投手はトミー・ジョン手術から完全に復活、今季マイナー3階級(A+、2A、3A)で111回1/3を投げ、165奪三振の超有望株デイビー・ガルシア投手も控えている。DV問題で出場停止処分を受けているドミンゴ・ヘルマン投手も戻るかもしれない。

 キャッシュマンGMは記事内で「実のところは、我々の投手陣がみんな健康ならば、ローテーションもブルペンもかなり強い球団の1つになると思っている」としながらも、「もちろん、いつもチームを向上させることが我々の仕事だ。(FA)マーケットに参戦して、何が起こるか見てみるよ」と補強にも積極的な姿勢で臨むようだ。

 最後に世界一になった2009年からちょうど10年が経過したヤンキース。現状の強力な布陣に、さらに戦力の上積みをするオフとなりそうだ。

(Full-Count編集部)

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