巨人移籍のパーラに地元記者が熱い惜別メッセージ「東京でも愛されるよ」

「ヘラルドにとっていいことだ。東京で愛されるよ」

 しかし同記者は、来季からは日本でプレーすることになったと巨人移籍に言及すると、「パーラは25人目の選手として(主に)チームメートを応援するだけではなく、野球をプレーすることが大好きである。ナショナルズに残留していたら、ほとんどプレーできなかっただろう。他のメジャーリーグ球団と契約しても、ほとんどプレーできなかったかもしれない。だから、彼はプレーできるところに行った。そこは今季たった打率.234だったベテランにとって、(恐らく)メジャーの倍の年俸が得られる場所でもあるかもしれない。パーラは日本に行く。『ヘラルドにとっていいことだ。東京で愛されるよ』と皆が思うことのできる行先である」とこの選択を後押ししている。

 AP通信が伝えるところによると、1年200万ドル(約2億1680万円)、出来高込みで最大で約2億7000万円の契約だというが、ボズウェル氏は「彼はお金のためにそうしたのではない」と言い切る。

「すでに4237万1000ドル(約46億円)稼ぎ、メジャーリーグのサービスタイムは9年、年金も多く受け取ることができる。パーラはもっとプレーするために去った。そして、新しいチームメートたちを少しだけでも幸せにするために去った。ジャイアンツの選手の何人かはハグを必要としているかもしれない」と伝える。

 巨人は今季5シーズンぶりのリーグ優勝を果たしたが、日本一には届かなかった。来季このリベンジを果たすために、パーラは戦力としてだけでない効果をチームに産むかもしれない。

(Full-Count編集部)

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