次世代のブレーク候補は? 2019年、ファームで躍動した選手たち
ソフトバンク田城はビッグホープ賞獲得も…ウエスタンは実績組が奮闘
○田城飛翔(ソフトバンク)
今季成績(2軍):112試合 打率.307 4本 45打点 OPS.742
2016年育成ドラフト3位でソフトバンクに入団。1、2年目は3軍での出場がほとんどだったが、3年目は飛躍の年となった。3、4月に25試合で打率.359、9打点、4盗塁で月間MVPに選ばれると、ウエスタン最多の108安打と同2位の打率.307を記録した。ビッグホープ賞も獲得し、支配下登録も近そうだ。
○漆原大晟(オリックス)
今季成績(2軍):39登板 1勝0敗23セーブ 38奪三振 防御率3.52
2018年育成ドラフト1位でオリックスに入団。1年目ながらファームの守護神として39セーブをマークし、ウエスタン最多セーブに輝いた。新人賞、技能賞、期待賞も受賞し、来季は支配下登録と1軍登板を目指す。
イースタンのタイトルは安田が打撃2冠、中川が投手2冠に輝いた。ウエスタンでは育成選手の漆原が最多セーブの一方、最優秀防御率の中田賢一投手、最多勝の秋山拓己投手、首位打者の石川駿内野手と実績のある選手の奮闘も目立った。今季ファームでタイトルを獲得した選手たちは、来季以降1軍でどのような結果を残していくのか楽しみだ。
(Full-Count編集部)