巨人は大型補強も成果薄 DeNAと中日は外国人活躍…12球団助っ人診断セ編
中日は投打共に助っ人が活躍、ヤクルトはマクガフ&ハフが奮闘
○中日
【投手】B
ロドリゲス 64試合3勝4敗1S41H 防1.64
ロメロ 21試合8勝10敗0S0H 12QS 防4.26
R・マルティネス 43試合1勝4敗8S14H 防2.66
【野手】B
アルモンテ 49試合164打数54安7本25点 率.329
ビシエド 143試合534打数168安18本93点 率.315
モヤ(オリックスへ移籍)7試合22打数5安1本3点 率.227
終盤までAクラスを争いながら、7年連続でBクラスに沈んだ中日。助っ人陣の活躍ぶりはリーグ随一と言えるものだった。リリーフのロドリゲスは64試合に登板して41ホールド、防御率1.64と驚異的な活躍。R・マルティネスもキューバ代表の活動で離脱がありながら、43試合に登板して8セーブ14ホールドを記録した。ロメロも先発の柱として8勝をあげた。
野手でもビシエドが全試合に出場して打率.315、18本塁打93打点の成績をマーク。アルモンテは外国人枠の影響もあって2軍暮らしが長くなったが、49試合の出場で打率.329と高い打率を残した。
○ヤクルト
【投手】C
ブキャナン 18試合4勝6敗0S0H 9QS 防4.79
マクガフ 65試合2勝1敗11S18H 防3.15
ハフ 68試合1勝5敗3S26H 防3.97
スアレス 4試合1勝1敗0S0H 2QS 防1.53
【野手】B
バレンティン 120試合410打数115安33本93点 率.280
昨季の2位から最下位に転落したヤクルトだが、外国人の貢献度はまずまずだった。リリーフのマクガフ、ハフは共に60試合超に登板した。防御率3点台と決して良くはないものの、苦しい台所事情の中で奮闘した。先発のブキャナンは4勝止まり。こちらはやや期待に沿えなかったか。
バレンティンは今季も33本塁打を放ち、4年連続30本塁打を達成。打率もここ6年で最も高い.280を記録しており、打線の中心として活躍した。来季からは日本人扱いとなるが、その去就が不透明となっており注目されている。
(Full-Count編集部)