鷹、ムーア獲得で外国人は大量9人に… 日本人扱いのバレ含めどう使う?
最も有力な形は登録と抹消を繰り返してのバンデンハークとムーアの先発起用か
コラスとスチュワート・ジュニアは育成主眼のため、軸足はファームに置くことになるだろう。サファテは股関節の手術から復帰を目指してリハビリ中ながら、どこまで状態を取り戻せるかは未知数。現時点で1軍の戦力としては計算できないだろう。
となると、バンデンハーク、ムーア、モイネロ、デスパイネ、グラシアルの5人が主に1軍の4枠で起用されることになる。今季の戦いぶりを見ると、セットアッパーのモイネロ、そしてグラシアル、デスパイネの2人は不可欠。となると、今季のミランダのように、登録と抹消を繰り返しながらバンデンハークとムーアを先発として起用する形が最も有力な形か。
先発ローテが手薄となれば、バンデンハークとムーアをローテに入れて、モイネロ、デスパイネ、グラシアルのうち1人を1軍の登録から外す。リリーフ陣が日本人投手だけで回せるようであれば、バンデンハーク、ムーア、デスパイネ、グラシアルでの4枠の使い方も面白い。
サファテが復活を果たし、コラスやスチュワート・ジュニアが台頭してきた際には、首脳陣は頭を悩ますことになるだろう。レギュラー9人ではなく、レギュラークラスを15人、20人と多くチームに揃え、高いレベルで選手の起用の幅を持たせることを目指しているソフトバンクの編成。来季もまた、充実の戦力層となりそうだ。
(Full-Count編集部)