阪神は鳥谷の「1」、巨人は「7」 中日は唯一空きなし…12球団の「1桁背番号」事情
阪神は鳥谷の退団で「1」が空き番、中日はドラ1石川が「2」を背負い1桁空き番はなし
【セ・リーグ】
◯巨人「1」「3」「4」「7」
王貞治の「1」、長嶋茂雄の「3」、黒沢俊夫の「4」が永久欠番。「7」は長野久義が2018年まで背負っていたが、広島移籍によりその後、空き番となっている。過去には吉村禎章、二岡智宏らが背負ってきた番号だ。
◯DeNA「7」
今季から石川雄洋が「7」から「42」に変更し、空き番に。「7」は過去に鈴木尚典、仁志敏久らが背負ってきた背番号。ドラフト1位ルーキー・森敬斗内野手には「6」が与えられ、期待度の高さがうかがえる。
◯阪神「1」「6」
長年チームを支えた鳥谷敬が背負った「1」だが、昨季で退団となり、空き番に。2004年に入団し、虎一筋16年と長きに渡って遊撃のレギュラーとして活躍したスターの後継者は現れるのか。「6」は前監督の金本知憲氏が現役時代、監督時代に背負っていたが、18年オフに退任してから空き番のままとなっている。
◯広島「3」「8」「9」
「1」は“天才”前田智徳氏(1994~2013年)の引退以降、空き番だったが、昨季から鈴木誠也が着用。衣笠祥雄の「3」、山本浩二の「8」は永久欠番となっている。「9」は丸佳浩が2018年まで背負っていたが巨人にFA移籍し、今季も空き番となっている。
◯中日 なし
ドラフト1位の石川昂弥に、荒木雅博(現内野守備走塁コーチ)が背負った「2」を与えられ、1桁背番号は12球団で唯一、全て埋まっている。昨年はドラ1ルーキーだった根尾昂に「7」と、2年連続で高卒ドラ1ルーキーに1桁番号を与えており、球団の大きな期待がうかがえる。
◯ヤクルト「4」「6」「7」
「4」を背負ったバレンティンがソフトバンクに移籍し、今季は空き番号に。「6」は1979~1990年までは水谷新太郎、1995~2013年までは宮本慎也がつけたが、14年以降は空き番号になっている。「7」は田中浩康がルーキー時代から背負っていたが、DeNA移籍以降はこちらも空き番号となっている。
(Full-Count編集部)