ジョーンズ来日、早々とサイン転売の悲劇 オリ関係者嘆き、問われるファンのモラル

空港で大勢のファンに囲まれるオリックスのアダム・ジョーンズ【写真:編集部】
空港で大勢のファンに囲まれるオリックスのアダム・ジョーンズ【写真:編集部】

サインを求め警備員に暴言を吐くファンの姿も…

 今オフ1番の盛り上がりを見せたオリックスの新助っ人アダム・ジョーンズ外野手の来日。メジャー通算282本塁打を誇るジョーンズはファンの熱烈歓迎に「熱いファンがいるのが分かったよ」と感激した様子だったが、当日は球団関係者も「まさか……」と嘆く悲しい出来事もあった。

 26日の来日には空港にTVカメラ10台を含む約50人の報道陣、そしてファン約200人が集まりジョーンズの到着を待った。新助っ人が到着ロビーに姿を見せると一部のファンが一直線に走りだした。

 もみくちゃにされるジョーンズに空港警備員、球団関係者は体を張った“バリケード”を作ったが、突進しサインを求めるファンの姿も。ジョーンズを守る警備員に暴言を吐き捨てる人もいた。

 騒然とする中、何とか空港内のホテルで記者会見を終え激動の1日が終わったが球団関係者は携帯を片手に落胆の声を上げていた。

「まさかとは思っていましたがもう出てますよ。出来る限り対応してくれたジョーンズに申し訳ない」

ジョーンズ来日から約2時間の間でネットにはサインが転売される

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