2番手のまま終わらない? 正捕手を狙う、支える…パ・リーグ“控え”キャッチャー事情
長いシーズンを戦うにあたって、「控え捕手」はチームに欠かせない存在
以上のように、鶴岡、細川、高谷、山崎勝のような大ベテランや、岡田のようにチームに欠かせない働き盛り、まだ20代前半の伸びしろ十分な若手と、バラエティに富んだ年齢層の捕手たちが顔をそろえた。もちろん、プロである以上は誰もが控え捕手の座に甘んじることは良しとせず、常に正捕手の座を狙っていることだろう。ただ、スタメンマスクを被ることができる捕手は、各試合ごとに1名ずつしかいないこともまた事実だ。
長いシーズンを戦い抜くにあたって、「控え捕手」という存在がチームにもたらす影響は決して小さなものではない。チームにとっては有事の備えとして貴重な戦力となり、本人としては1軍定着、あるいは正捕手奪取を目指して戦う捕手たち。正捕手だけでなく、陰日向なくチームを支える彼らの存在もまた、プロ野球チームにとっては欠かすことのできないものだ。
(「パ・リーグ インサイト」望月遼太)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)