ロッテ、未来の“Wエース”が新背番号に懸ける思い「10番台はピッチャーの憧れ」

ロッテ・二木康太【写真:岩下雄太】
ロッテ・二木康太【写真:岩下雄太】

エースナンバー受け継いだ二木は冷静「やることは一緒」

 二木は、日本球界ではエースナンバーと呼ばれる「18」に変更。143回1/3を投げ、規定投球回に到達した2017年も、球団から背番号変更の打診を受けることはなかった。「18というか、10番台を着けたいというのがすごく大きいです」と以前から若い番号を背負うことを目標にしていたが、ついにそれが叶った。

 種市は背番号が16となり「結果を残さないといけない立場」、「去年以上にプレッシャーを感じている」と話していたが、二木はどう感じているのか。

「僕はそんなに変わらないというか、64番でも頑張らないといけないというのは一緒ですし、18番だから勝たないといけないというのはない。やらないといけないという思いはありますけど、64番だったとしても、やることは一緒かなと思います」と、背番号が変更となっても自分ができることをしっかりとやっていく。

 今季は楽天からFA加入した美馬学、昨年チームトップタイの8勝を挙げた石川歩とともに先発ローテーションの一角として活躍が期待される種市と二木。ドラ1右腕・佐々木朗希、古谷拓郎といった将来を嘱望される投手が多くいるなかで、彼ら2人が若手だけでなく先発陣全体を引っ張るような働きを見せてほしい。

(「パ・リーグ インサイト」岩下雄太)

(記事提供:パ・リーグ インサイト

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