DeNA濱矢&笠井の爆笑トーク メキシコ・豪州ウインターリーグあるある話【前編】
豪州では試合の前に…「グラウンドを馬が走っていましたね」
――試合中、ファンはどんな応援をしていたんですか?
濱矢「なんか樽とかバケツみたいなものを持ってきて、太鼓代わりにバンバン叩いていましたね(笑)。僕のいたベナドス・デ・マサトランはマスコットが鹿だったんで、試合中に選手がダグアウトから鹿のフィギュアを持ち出して、フェンス越しに観客にハイファイブみたいにタッチさせて盛り上げたり、かなりファンと一体化していましたね」
笠井「僕らのチーム(キャンベラ・キャバルリー)の『キャバルリー』は『騎馬兵』っていう意味らしく、こっちは試合前にグラウンドを馬が走っていましたね」
濱矢「馬?」
笠井「日本じゃ、あり得ないですよね(笑)」
濱矢「すごいな(笑)。メキシコは、日本と比べて試合中にイベントが多かったです。イニング間に必ず何かファンを巻き込んだイベントをしていましたね。10分、15分は普通に試合を止めていましたね」
笠井「(笑)」
濱矢「日本ではそんなに長く試合が止まることはないですよ。メキシコは試合中のファンとの交流を大事にしていましたね。」
――ファンとの距離の近さに戸惑いはありましたか?
濱矢「僕はそこまでなかったですね」
笠井「球場の客席自体も近かったです。ブルペンにいるとフェンスを挟んだすぐ横で、お客さんがおいしそうにビールを飲んでいたり(笑)。オーストラリアでもお客さんと一緒に試合の雰囲気を作ろうっていう距離の近さは感じましたね」