DeNA濱矢と笠井が送る爆笑トーク メキシコ・豪州ウインターリーグあるある話【後編】
メキシコか豪州か、行き先悩む濱矢に妻が助言「メキシコに行ってきなさい」
――そもそも、どうしてウインターリーグに参加しようと思ったのでしょう。
濱矢「僕は今年プロ7年目ですけど、今までそういう経験がなかったので、いつかしてみたいと思っていたのが始まりです。それで、たまたまチームが派遣選手を募っていたので手を挙げました」
――行ってよかったと感じていますか?
濱矢「よかったですね。1か月間、いい経験をさせてもらいました」
――オーストラリアに行ってみようと思ったきっかけは?
笠井「野球はもちろん、英語圏でまとまった期間を生活しながら、人生の経験を積むというか……」
濱矢「人生の経験って(笑)」
笠井「いい言葉が浮かばないんですけど(笑)。去年、三上(朋也)さんが行って、なかなか現役の間に別のチームで野球をするのも、他の地域で生活するのも、そういう機会はなかなかないって言っていたのを、何かの記事で見たので」
濱矢「自分で聞いてないの?(笑)」
笠井「はい、記事で見て(笑)。確かにそうだなと。僕は大学時代に1回野球を辞めて、また戻ってきたんですけど、野球以外の経験も大切だと思うんです。そういう意味でもいい経験になったと思います」
――濱矢選手はどうしてメキシコを選んだんですか?
濱矢「オーストラリアは試合が週4で、メキシコは週6なんですよ。あれ? でも、先発だからあまり関係ないか(笑)」
笠井「全然関係ないじゃないですか(笑)。いや、奥さんが……」
濱矢「え、なんでそれ知ってんの?」
笠井「知ってます(笑)」
濱矢「実はオーストラリアかメキシコか悩んでいたんですよ。周りから聞いた話だと、メキシコの方がレベルが高くてクビもあり得る。どうしようか考えていたら、『それだったらメキシコに行ってきなさい』って妻から言われました。『より厳しい環境で揉まれて野球をやってきなさい』と(笑)」
――奥さんのサポートなしでは実現しませんでしたね。
濱矢「そうなんですよ(笑)。感謝しています」