「何をしていたか覚えていないプロ3年間」元ロッテ島孝明がぶつかった壁
まだ21歳「野球しかやっていないと思われたくない」
――そこが足りなかった?
「自分の中にそれまではそれなりにあったのですが、でもそこまで強くなかったのかなって思います」
――それでもプロ野球選手になれてよかったことは?
「大変なことは多かったですけれど、本当にみんなが憧れる世界に入れたこと、いろんな人が自分のことを知って応援してくれたということは、本当に貴重な経験をさせてもらったなと思います」
――今後、プロ野球との関わりは?
「この経験を生かしたいというのはあるので、その形が今後どうなるのか予想がつかないですけど、またプロに携わる機会があればいいかなと思います」
――まだ21歳、ここからどういう未来像を描いていますか?
「まだ21歳(笑)こいつ野球しかやっていないとは思われたくないのが一番あるので、本当にいろんなことを知っている人になりたいです。いろんなことを学んで、いろんな考えを持てるような人になりたいです」
――まずは大学生になって、その後プロ野球の経験を活かすことが目標ですか?
「それを活かしたいです。周りの人にも『プロ野球選手ってこんなんなんだ』と呆れさせる部分を見せたくないので、プロ野球選手をやっていたという名を汚さないような人になりたいです。」
――ファンのみなさんにメッセージを
「入団当初からここまで、いろんな人に出会って本当にいろんな言葉をかけてもらいました。それが本当に励みになったし、なかなかそういうファンと交流を持つということは普通に生きていたら得られないことだと思うので、そのファンのみなさんに出会えたことに感謝をして、野球以外のところでも頑張っていきたいと思います。またどこかでお会いできることを楽しみにしています」