ア軍が卑劣な“心理戦” サイン盗みでKOした投手へ「意図的に投球の癖を知らせた」
連絡を受けたアレックス・カッブ投手「多くの人を眠れないくらいに悩ませた」
「アストロズは意図的に投球時の癖のことを相手投手に知らせて、狼狽(うろた)えさせようとしていた」
「多くの投手は大袈裟なところがあって、悪い登板をするともうキャリアが終わったと考えがちだ。その年は、僕がFAになる年だったから毎試合生きるか死ぬかという感じで投げていた。だから、こんなことに過剰反応してしまう。キャリアが終わってしまったという気分になった」
その後、オリオールズと契約を結んだカッブは幸運な投手の1人であることを強く感じている。「あの試合は本当に苦しかった。僕は(アストロズによって)次の投球のチャンスが巡って来なかった投手に本当に同情するよ。彼ら(アストロズ)は、良く打てて気分が良かったかもしれないけど、多くの人を眠れなくするくらいに悩ませたんだ」。
他球団の投球に仕掛けた「マインド・ゲーム」。サイン盗みのみならず、心理的に追い詰める手法も駆使していたのだろうか。そうであればアストロズの闇はより一層深い。
(Full-Count編集部)