内野を駆け巡るロッテ荻野を仕留めたのは? 打って走って本人も「参りました」

サブグラウンドで練習! 不安は一塁への送球?

 荻野との対面は全体練習後ということで、その前に2人の「フリーRUNS」はサブグラウンドで守備練習を行った。ショートの守備位置から一塁へ送球するのだが、山岡さんは「あまり緊張はしていないです。荻野選手と遊べるようにと言ったら変ですけれど、一緒に時間を楽しみたいと思っています」と順調な様子。対する村上さんは緊張があるのか、コントロールが定まらず。「練習を忘れて今からやる気持ちくらいでがんばります」と開き直って、いよいよ本番のときを迎える。

 荻野はトスバッティングでショートにゴロを打ち、一塁へダッシュ。守備は1球ずつの交代というルールで「内野を駆け回り、荻野選手をアウトにしよう!」がプレーボール。

 ところが、緊張を感じていたのは「フリーRUNS」だけでなく、荻野も同じだったようで……。三塁側ファウルゾーンで走り込んでから、打席に立った荻野。トスバッティングから走るという動作は「練習でもやったことがない」と戸惑いつつ、まず1球目を打つと、安打性の打球がセンター前へ。まさかのNGに荻野は苦笑い、「フリーRUNS」の2人も少し気持ちがほぐれたようだった。

 仕切り直しで始まったチャレンジ。山岡さんの1球目は、しっかり捕球すると、安定したスローイングで見事に俊足・荻野からアウトを奪うことに成功。その後の挑戦は打球を後逸してしまいアウトを取れず。

最後は一塁を務めるチームスタッフの好プレーもあり目的を達成

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