内野を駆け巡るロッテ荻野を仕留めたのは? 打って走って本人も「参りました」
最後は一塁を務めるチームスタッフの好プレーもあり目的を達成
一方、練習で課題が露呈していた村上さんは本番も、1球目2球目と送球が外れてしまった。なんとか1アウト奪いたい……。そう願った最後の1球だった。少し高めに浮いてしまったものの、一塁手を務めるチームスタッフの好プレーもあって、荻野を仕留めることができ、2人揃って「内野を駆け回り、荻野貴司選手をアウトにしよう!」を達成。打って走って汗を流した荻野は「参りました」と健闘をたたえた。
イベントを終えた村上さんは「最初に悪送球してさらに心配になってしまったんですが、なんとかファーストの方の助けもあってアウトにできたので楽しくできました」とホッとした様子。「荻野選手の走る姿がかっこよかった。それを守備位置から見れて本当によかった」と胸がいっぱいだった。
足腰の痛みを忘れるほど夢中で内野を駆けた山岡さんは「1球目はよかったんですけども、2球目3球目はとても悔いが残っています」と汗をぬぐう。「荻野選手は非常に笑顔が素敵で、チームのメンバーの方々も笑顔が弾けていたので、まさにパーソルさんの“はたらいて、笑おう。”ですよね。笑顔で仕事をするというのがマインドを上げる意味でも大切だなと思いました」とFA移籍体験からポジティブな影響を受けていたようだ。