膨らんだのは不安か?期待か?  適応に明暗分かれた12球団新助っ人たちのOP戦【セ編】

“大物”エスコバーは打率.129と苦戦の色が見える

○中日
ルイス・ゴンサレス投手
5試合1勝0敗0S 防0.00
5回 2安打 0本塁打 1四死球 2奪三振 0失点

ヤリエル・ロドリゲス投手(育成)
2試合0勝0敗0S 防4.50
2回 2安打 1本塁打 0四死球 2奪三振 1失点

モイセ・シエラ外野手(育成)
5試合8打数2安打0本塁打1打点
0四死球 2三振 率.250 出.250

 ロドリゲスがオフにレンジャーズに移籍した中日。その代役候補として獲得したゴンサレスはオープン戦5試合に登板して無失点と結果を残した。課題の1つと見られていたセットアッパーは埋まりそうだ。育成のロドリゲス、シエラは支配下昇格に近づくほどのインパクトは残せなかった。

○ヤクルト
ガブリエル・イノーア投手
3試合1勝1敗0S 防1.80
10回 9安打 1本塁打 2四死球 7奪三振 3失点

アルシデス・エスコバー内野手
11試合31打数4安打0本塁打0打点
2四死球4三振 率.129 出.182

 2015年にゴールドグラブ賞を獲得し、鳴り物入りでヤクルトに加入したエスコバー。オープン戦では11試合でわずか4安打、打率.129と低迷し、バッティング面での適応はまだまだと言ったところか。イノーアは3試合で防御率1.80とまずまずで先発ローテを担うことになりそうだ。

 シーズンの開幕が延期となり、新たな開幕日が定まっていないプロ野球。新助っ人にとっては練習試合の間も、日本の野球に適応する時間になる。この間にどこまでアジャストできるか。チームの命運を左右する助っ人たちの働きに期待したい。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY