巨人坂本にかかる6つの大記録 今季達成が期待される12球団打者の節目の記録
山田、糸井、坂本には過去16人しか達成していない200本塁打&200盗塁の偉業の可能性
○中村剛也(西武)
・1500安打(過去126人)現1467安打 あと33
・300二塁打(過去72人)現296二塁打 あと4
・450本塁打(過去13人)現415本塁打 あと35
・100死球(過去22人)現82死球 あと18
昨季は4年ぶりの打点王に輝いた中村。8月15日には37歳になるが、パワーは衰えていない。450本塁打は、過去13人しか達成していない大記録だ。昨年は30本だったが、35本塁打は無理な数字ではない。
○糸井嘉男(阪神)
・350二塁打(過去43人)現315二塁打 あと35
・200本塁打(過去106人)現163本塁打 あと37
・300盗塁(過去29人)現297盗塁 あと3
・1000三振(過去67人)現934三振 あと66
福留とともに阪神をけん引するベテランの糸井。7月31日で39歳になるが、昨年も打率.314で、リーグ3位に入った。やや厳しいが、糸井も今季37本塁打を打つと、過去16人しか達成していない200本塁打-200盗塁となる。
○内川聖一(ソフトバンク)
・2000試合出場(過去51人)現1977試合 あと23
・400二塁打(過去12人)現357二塁打 あと43
・200本塁打(過去106人)現196本塁打 あと4
・1000打点(過去46人)現957打点 あと43
現役最多の2171安打を打っている内川は8月4日で38歳になる。最高の右打者と言われたが、ここ3年は打率3割から遠ざかっている。これらの記録を達成するためにも、奮起が期待される。
○バレンティン(ソフトバンク)
・1000安打(過去302人)現959安打 あと41
・300本塁打(過去42人)現288本塁打 あと12
・2000塁打(過去173人)現1962塁打 あと38
・1000三振(過去67人)現1903三振 あと97
今季ヤクルトからソフトバンクに移籍。FA権を得て外国人枠を外れたので起用の自由度が上がった。不名誉な三振も含め、すべてクリアするのではないか。
(広尾晃 / Koh Hiroo)