デビューから19年、イチロー氏は「数学の天才」 バレンタイン氏が驚愕“秘話”披露
元ロッテ指揮官「偶数の数字を一瞬で足し算、数学的な頭脳を持っている」
次に記事はボビー・バレンタイン氏が、イチロー氏を「数学の天才」と評していたことを伝えた。「35階のホテルのエレベーターで、彼がボタンの偶数の数字を一瞬で足し算するのを見たんだ。彼が外野で上を見ずに走り、打球の場所にたどり着くのは数学的な頭脳を持っているからだよ」とバレンタイン氏は話していたという。
バレンタイン氏は1995年のロッテ監督時に、オリックスを同年の優勝に導いたイチロー氏と対戦。2001~02年はメッツ監督、12年はレッドソックス監督としてイチロー氏と相まみえている。“数学的頭脳”が天才的プレーの一助になっていたと語っている。
さらに記事は、こう伝えた。「彼は絶対にバットをグラウンドに投げたり、ラックに乱暴に入れたりしなかった。丁寧に置くべき場所にバットを置いていた」。用具を丁寧に扱うイチロー氏らしいエピソードを紹介している。
2001年4月2日のアスレチックス戦。イチロー氏は「1番右翼」で先発出場して5打数2安打。7回の第4打席に中前へ初安打を放ち、8回裏にはバント安打で出塁した。2019年3月21日に引退するまでMLB通算3089安打。その功績が色褪せることはない。
(Full-Count編集部)