日本で成功する助っ人の共通点は意外なところにも? OP戦と年間成績を比較する【後編】

オープン戦で活躍するも、シーズンで苦戦した選手は数多い

 次に、オープン戦では好成績を残したものの、残念ながらレギュラーシーズンでは同様の活躍はできなかった選手たちについても紹介したい。

2015年
ジェレミー・ハーミッダ外野手(日本ハム)
オープン戦:12試合 33打数10安打 2本塁打6打点 打率.303 出塁率.439
年間成績:50試合 166打数35安打 1本塁打18打点 打率.211 出塁率.318

2016年
ジョニー・ゴームズ外野手(楽天)
オープン戦:13試合 35打数8安打 4本塁打8打点 打率.229 出塁率.372
年間成績:18試合 65打数11安打 1本塁打7打点 打率.169 出塁率.280

アンディ・バンヘッケン投手(西武)
オープン戦:2試合 0勝0敗 10回 6奪三振 防御率2.70
年間成績:10試合 0勝4敗 45.2回 35奪三振 防御率6.31

C.C.リー投手(西武)
オープン戦:4試合 1勝0敗 5回 3奪三振 防御率1.80
年間成績:18試合 0勝0敗1ホールド 16.2回 13奪三振 防御率6.48

ヤマイコ・ナバーロ内野手(ロッテ)
オープン戦:2試合 5打数4安打 2本塁打3打点 打率.800 出塁率.833
年間成績:82試合 286打数62安打 10本塁打44打点 打率.217 出塁率.329

エリック・コーディエ投手(オリックス)
オープン戦:5試合 0勝0敗 5回 2奪三振 防御率0.00
年間成績:13試合 0勝2敗2セーブ 12.1回 14奪三振 防御率7.30

ブライアン・ボグセビック外野手(オリックス)
オープン戦:15試合 40打数12安打 2本塁打4打点 打率.300 出塁率.404
年間成績:60試合 171打数32安打 3本塁打18打点 打率.187 出塁率.280

2017年
フランク・ガルセス投手(西武)
オープン戦:3試合 0勝0敗 9回 1奪三振 防御率2.00
年間成績:18試合 2勝2敗 31回 21奪三振 防御率6.39

マット・ダフィー内野手(ロッテ)
オープン戦:16試合 47打数14安打 4本塁打15打点 打率.298 出塁率.377
年間成績:54試合 164打数33安打 6本塁打18打点 打率.201 出塁率.279

ジミー・パラデス外野手(ロッテ)
オープン戦:17試合 56打数17安打 1本塁打5打点 打率.304 出塁率.344
年間成績:89試合 269打数59安打 10本塁打26打点 打率.219 出塁率.270

フィル・コーク投手(オリックス)
オープン戦:3試合 1勝1敗 18.2回 14奪三振 防御率0.96
年間成績:6試合 2勝3敗 23.2回 16奪三振 防御率4.56

マット・ウエスト投手(オリックス)
オープン戦:1試合 0勝0敗1セーブ 2回 0奪三振 防御率0.00
年間成績:2試合 0勝0敗 2回 0奪三振 防御率4.50

2018年
ファビオ・カスティーヨ投手(西武)
オープン戦:2試合 1勝0敗 9回 7奪三振 防御率2.00
年間成績:20試合 7勝4敗1ホールド3セーブ 74.1回 51奪三振 防御率4.48

タナー・シェッパーズ投手(ロッテ)
オープン戦:6試合 0勝0敗 6回 7奪三振 防御率1.50
年間成績:25試合 1勝3敗9ホールド1セーブ 37.2回 34奪三振 防御率4.54

2019年
ジョニー・バーベイト投手(日本ハム)
オープン戦:2試合 0勝0敗 6回 4奪三振 防御率3.00
年間成績:15試合 2勝2敗1ホールド 32回 22奪三振 防御率5.63

ジャスティン・ハンコック投手(日本ハム)
オープン戦:4試合 0勝0敗 4回 6奪三振 防御率0.00
年間成績:8試合 0勝1敗2ホールド2セーブ 7回 8奪三振 防御率9.00

ジョーイ・メネセス内野手(オリックス)
オープン戦:13試合 38打数11安打 1本塁打4打点 打率.289 出塁率.357
年間成績:29試合 102打数21安打 4本塁打14打点 打率.206 出塁率.288

レッドソックスとロイヤルズで世界一に貢献した大物助っ人のゴームズはOP戦で長打を発揮したが…

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