チームに必要不可欠な“スーパーサブ” 途中出場でも結果を残した選手は誰だ?

1位は昨季引退の田中賢介、伏兵候補は必ず球場を沸かせるあの選手

【日本ハム】
○途中出場選手全体の成績
272打数61安打5本塁打27打点、打率.224 出塁率.287

○主な個人成績
田中賢介氏 63試合14安打1本塁打8打点、打率.237 出塁率.308
杉谷拳士内野手 58試合12安打1本塁打3打点、打率.245 出塁率.327

 昨季で引退した田中賢介氏がチーム最多の63試合に出場。シーズン開幕前に引退を表明したラストイヤーでありながら、その貫禄を示した。うち60回が代打出場であり、14安打を記録。特に5月29日のロッテ戦では、8回裏2死から逆転2ランを放ち勝利を呼び込むなど、チームに大きく貢献した。裏を返せば、今季から田中氏に代わる存在が求められる。

 そこで挙がるのが、チーム2位の58試合に途中出場した杉谷だ。もちろん、レギュラー獲得が最大の目標であることには変わりないが、一塁、二塁、外野を守れるユーティリティー性は途中出場の要としてのポテンシャルも高い。実際のところ、今季は83試合中58試合に途中出場し、シーズン成績を上回る打撃成績を残している。その名前がコールされるだけでも球場が大きく沸く人気は、試合の流れにも大きな変化を与えるだろう。

後藤駿太の肩は文句なし、小島脩平は投手と捕手以外で全ポジション出場&代打打率.333

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