「“獲る側”の大学・社会人はここを見る」 法大・青木監督が高校球児に送る“助言”
「ノックや投内連係でけん制やフィールディングを見ることができれば、さらにありがたい」
「投手に関しては、ブルペンでのピッチングを見れば、僕なりにフォームをチェックしてジャッジすることができると思います。ノックや投内連係でけん制やフィールディングを見ることができれば、さらにありがたい。野手に関しては、素振りや打撃練習を投手方向・捕手方向・正面・背中側の4方向から撮影した動画を見てみたい。フリー打撃でもいいし、環境が許さなければティー打撃でも構いません。守備もノックの動画を見てみたい。これも環境が許さなければゴロ捕球、壁当てでも構いません。素材の良ささえわかれば、あとはこちらで4年間かけて磨いていくだけです」
一方で、高校限りで野球をやめると決めていて、最後の舞台を奪われてしまった3年生にも、「最悪1試合でもいいから、大人たちが“区切りのゲーム”を作ってあげられたらと願うばかりです。できれば“3密”を避けた上で、親御さんたちにも見せてあげたい。そのために大人は工夫をこらすべきだし、大学側にも相談しわれわれに何か協力できることはないかと考えているところです」と心を寄せる。
東京六大学連盟もコロナの影響を受け、春季リーグ戦を真夏の8月に延期し、異例の「1回戦総当たり制」で開催する方針を打ち出している。法大野球部もいまだ活動停止中だが、青木監督は“悲劇の世代”となってしまった球児たちを迎え育てることを、今から心待ちにしている。
○…Full-Countでは夏の地方大会、甲子園の中止を受け、高校野球(硬式・軟式)をやっている3年生の将来の力に少しでもなれればと、アピールに協力したいと考えています。Twitter、インスタグラムで「#このままじゃ終われない」「#フルカウント」とハッシュタグを付けて、自信のあるプレー動画をFull-Count公式ツイッター(@Fullcountc2)へ返信、または投稿してください。拡散に協力させていただきます。
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(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)