巨人愛溢れるタイガーマスクも唸った “鉄板”ソフトバンクと甲斐キャノン

G党・タイガーマスクを唸らせるソフトバンクの選手とは…

 大のG党・タイガーマスクに「全部持っていかれるなんて……」と肩を落とさせたソフトバンクだが、同じプロスポーツ選手として「敵ながらあっぱれ」と一目置く選手がいる。それが、強肩で盗塁を刺しまくる捕手・甲斐拓也だ。

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「甲斐キャノンはすごいですよ。小さくてもガッツ溢れるスタイルが好き。盗塁は必ず刺すっていう、あれは見事です。本当のプロ、職人だと思うし、何よりカッコいいですよね。二塁以上は行かせないっていう気持ちがすごく出ている。ソフトバンクは柳田(悠岐)選手もいいですよね。チームがすごく一致団結しているのが分かる。野手では松田(宣浩)選手が一番ベテランくらいでしょうけど、全く年齢を感じさせない。僕もそういう試合をしていきたいと思います」

 プロレスと野球。ジャンルは違えど、ファンの前でプレーするプロとして、大いなる刺激を受けている。

「たまに練習を見させてもらうこともあるんですけど、ベテラン選手でも特守とかやってますよね。ベテランになっても、ああいう地道な努力は大切。年齢とともにやらなければいけないことは出てきて、今までと同じ練習じゃダメになるんですよ。だから、野球に限らず、ベテラン選手の姿はすごく参考になります。例えば、カズ(三浦知良)さんは53歳ですよね。でも、若い選手と同じフィールドで活躍している。それには相当、メンタルの強さも必要だと思うんですよね」

 新日本プロレスでも次々と若いレスラーが誕生するが、その才能を十二分に発揮させるためにも、ベテランとして大きな壁となって立ちはだかる。それぞれのジャンルを牽引するベテラン選手たち。彼らに共通するのが「メンタルの強さ」だという。

「気持ちでは絶対に負けない、という思いは強いと思いますよ。あと、ベテランにはベテランしか持っていないものが絶対にある。経験にしろ、技術にしろ、若い選手にはないものがあるんですよ。それを今の流れに飲み込まれないで、試合の中でしっかりと出せているかどうか。スポーツ全般に言えると思うんですけど、その軸ってすごく大事なんですよ。自分なりの軸を作れるのがプロ。そして、周りに流されず自分を出していける人が、すごく貴重な存在になるんだと思います」

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タイガーマスクの「僕が野球選手だったら…」の問いに原監督は…

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