無観客試合に“時短効果”あり? 過去のデータで紐解く試合時間の変化と傾向

東日本大震災の影響で「3時間半ルール」があった2011年と2012年は試合時間は短い

 まず、2009年から2019年までの各シーズンにおける、9回で終了した試合および、延長戦も含めた全試合の平均所要時間について、それぞれ紹介する。

過去11年間の平均試合時間【画像:パーソル  パ・リーグTV】
過去11年間の平均試合時間【画像:パーソル パ・リーグTV】

 極端な変化はなかったが、2011年と2012年の2シーズンに関しては、延長戦も含めた試合時間がやや短くなっている。その理由としては、この2年間は東日本大震災による電力不足対策として試合開始から3時間30分が経過して以降は新たな延長イニングに入らないという「3時間半ルール」と呼ばれた規則が導入されていたことが挙げられる。

 この2シーズンにおいては9回で終了した試合と、延長戦も含めた試合時間に2分間しか差異がないところにも、「3時間半ルール」の効果が表れていたと言える。2020年も延長戦は最長10回までという短縮ルールが導入されているが、やはり延長戦との差異が小さくなることは間違いなさそうだ。

2011年と2012年は投手成績が良く試合時間も短い

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