浅村VS西武、金子VSオリ… 因縁つきまとう古巣対決、移籍組の相性は?

楽天・浅村栄斗と西武投手陣との対戦成績【画像:パーソル パ・リーグTV】
楽天・浅村栄斗と西武投手陣との対戦成績【画像:パーソル パ・リーグTV】

浅村は西武投手陣を得意とし唯一、対戦打率3割超&2桁本塁打を記録

・浅村栄斗VS西武投手陣

 2019年から楽天の中軸を担う浅村は西武戦で大暴れした。対パ・リーグチーム別成績を比較すると、打率が3割を越え、2桁本塁打を記録しているのは古巣だけ。昨季、楽天は西武に14勝11敗と勝ち越しており、その理由の一つには浅村の活躍があるだろう。今季は4番としてチームを引っ張る浅村。古巣相手にどのような打撃を披露するか注目だ。

ロッテのレアードと日本ハム投手陣との対戦成績【画像:パーソル パ・リーグTV】
ロッテのレアードと日本ハム投手陣との対戦成績【画像:パーソル パ・リーグTV】

・レアードVS日本ハム投手陣

 2019年は新天地の千葉で「釣る・さばく・握る」という新しい寿司パフォーマンスを披露したレアード。ただ、4年間在籍した古巣の日本ハム戦では30三振を喫するなど、苦戦した。札幌ドームでの成績も34打数4安打、打率.118。チームも札幌ドームで10連敗してしまったが、鬼門を克服するにはレアードの活躍も欠かせないだろう。

 以上、4選手を取り上げたが、相性の良し悪しがはっきり分かれる結果となった。120試合、同一カード6連戦などイレギュラーな今シーズンだが、早くも「古巣対決」は実現している。楽天からロッテに移籍した美馬学投手は7月5日の楽天戦に登板したが、6回途中5失点で古巣相手に黒星。対してロッテから楽天に移籍した鈴木大地選手は、ロッテ6連戦で26打数11安打1本塁打4打点と活躍した。

 プロ野球はまだまだ始まったばかり。古巣相手に好調を続けられるか、苦手を克服することができるか注目したいところだ。これからも因縁の対決から目が離せない。

(「パ・リーグ インサイト」下村琴葉)

(記事提供:パ・リーグ インサイト

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